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今日もキツネの嫁入りなり

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そこの君、速さが足りないんじゃない?「速さは全てを解決する」読書レビュー

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皆さん、タスクに追われる生活をしていませんか? 僕は今、研究内容についての発表が迫っており、その準備に追われています。生きているだけでも様々なタスクが発生するこの世の中。いかに解決していけば良いのだろうか?

とても参考になる本を見つけたので、紹介します。

今回も赤羽雄二さんの本です。 タイトルは「速さは全てを解決する」です。 ストレートなタイトル通り、速さに焦点を当てた内容となります。とても参考になったのですが、全部は説明しきれないので、ごく一部を紹介しますね。

 

時間コスト

大企業でも中小企業でも、スピードが命のはずのベンチャーでも会議が多くて長く、しかもだらだらとした進行が頻繁に見られる。論点を明確にして、素早く結論を出そうとするより、ともかく時間をかけてじっくりと議論しようとする。じっくりと議論する内容が本当にあり、知見がどんどん深まればいいが、責任逃れのための時間つぶし、優柔不断なための長時間の議論が平気で行われる。 会議以外でも、業務中に上司に呼ばれることは頻繁にある。業務に関しての具体的な指示ならともかく、上司の昔話や自慢話あるいは小言に長々と付き合わされることも普通に起きる。また、上司だけではなく、先輩や同僚とも、時間コストという概念のない議論が続くことが多いのではないだろうか。
「速さは全てを解決する」赤羽雄二

僕も、組織の方針やコンテンツなどを決めていく長時間のミーティングを行った経験があるため、とても共感出来ます。そして共感と同時に「時間コストはあまり考えてなかったな…」という自責の念も出てきました。 ミーティングはとても多くのコストがかかっています。例えば、僕がよく行うミーティングの形は「6人・3時間」ですので、時給×18のお金がかかっています。時給700円でも12600円になります!お客さん1人につき60000円でサービスを提供していたため、ミーティングを5回やったら新規顧客を1人見つけなければ赤字となってしまいます。果たしてそれだけの価値を生み出せていたのでしょうか?

赤羽さんは「会議の最大の問題は、会議をすることで仕事をした気になることだ。」とも述べています。結果を出すための会議、しっかりと意識して取り組みたいと思いました。

時間は常に失っています。社会人からしてみればあたりまえだと思いますが、時間コストは常に意識する必要があると感じました。

 

仕事が遅いのは着手していないから

仕事が遅い理由のかなりの部分が、じつはスピードの問題よりも、「すぐに着手しない、着手できない」ことに起因する。 目先の仕事にかまけて遅れる。何だかんだ理由を付けて始めようとしない、ということはないだろうか。私自身、残念ながらこの問題を克服できていない。緊急時や本当に急ぐときはすぐに対応するのだが、そうでもないときは、もっと目先の、本当はそこまで重要ではないがちょっと急ぐこと、誰かにせかされたことにかまけ、本当は大事でとっくにやってないといけないことを1日、1日と後回しにしてしまう。 一度後回しにし始めると、「遅れたからちゃんとやらなくちゃ」と思い、さらに遅れるようになる。遅れた分、挽回し、よりよい結果を出そうとする。こう思ったらほぼアウトで、遅れている段階で質を上げて挽回することは大変むずかしい。ほかの仕事も待ってはくれないので、十分な時間など決して使えないからだ。挽回することは、無理してでも最初にやってしまうことより何倍もつらいし大変だ。 遅れ始めると、「もういいや、しょうがない」となってさらにずるずる延びていく。
「速さは全てを解決する」赤羽雄二

はい。僕もこの体験を何度もしてきました。特に「遅れたからちゃんとやらなくちゃ」という部分は、まさにこの通りですね。夏休みの宿題、受験勉強、仕事の制作物、幾度となく経験しているはずなのに、何故かその時の「もっと早くやっておけばよかった」という気持ちを忘れてしまうんです。余裕がある時には大丈夫だと思っても、ふとした瞬間にたくさんのタスクを背負っています。大切なのは「絶対に忙しくなる」と意識しておくことだと思います。

また、仕事を速く進めれば見直す時間が多くとれます。これは、質の向上に大きく影響します。僕もちょうど今進めているプロジェクトがまさにこの状態で、とても余裕をもって改善できています。時間に追われていないため、最初は考えつかなかった新しいアイデアを実行することも出来ています。

もっとも簡単に出来るけれど多くの人がやっていない仕事を速く終わらせる方法は、すぐに着手すること。とても大切な事だと思います。

 

丁寧にやることが目的ではない

丁寧さこそ命、と考えてきた人は、その仕事の「成功の定義=うまくできたと言える条件」を整理し、仕事をやり遂げる全体像をまず考えるべきだ。最速で完成させたあと、もう一度見直すことで、全体として十分丁寧な仕事をすることができる。 それでも気になる人はぜひ次のように考えてみてほしい。 仕事の全体像が見えていることばかりではないため、そのごく一部に時間をかけ過ぎると、時間が足りなくなり途中から慌ててしまうことが多い。つまり、一部を丁寧にやり過ぎた結果、全体としてはまったく丁寧でない仕事になってしまう。 それでも納得できない場合は、こいう考え方はどうだろうか。仕事は、丁寧にやることそのものが目的ではなく、あくまでも結果を出すことが目的だ。結果を出すために必要な丁寧さを考え、それを十分満たせばいいのであって、決して「丁寧さありき」ではない。時間がいくらでもある場合、人手が余っている場合は、ひたすら丁寧にすることもあるし、それを顧客に評価されることも確かにある。ただ、顧客によっては一刻も早くほしい場合もあるし、顧客の利益に直結しない丁寧さを必ずしも評価してくれないことも多い。そういうある種の過剰な丁寧さにより多くのお金を払ってくれていた時代もあったが、どんどん少なくなっている。だから、やみくもに丁寧にするのではなく、バランスを考え、顧客にとって本当に意味のあるところを集中的に丁寧にすればよいと考えてはどうだろうか。
「速さは全てを解決する」赤羽雄二

「常にしっかりと目的を意識すること」と先輩に何度も言われてきた僕にとってはとても当たり前な事なのですが、これが出来ていない人が本当に多いと思います。「どこまで丁寧にすれば十分なのか」という基準が人それぞれの価値観にゆだねられているからでしょうか?結果を出すのに必要な丁寧さを考える必要があると思います。また、丁寧さが目的を達成するだけのレベルへ到達したならば、きっぱりと次の事柄へ移る勇気も重要となりそうです。

丁寧さを求めすぎると何のためにやっているのかが分からなくなってしまうし、丁寧にしただけなのに目的を達成した感覚になってしまいそうになる。 なかなか難しいことだと思います。

このあたりは国によって考え方が大きく異なる気がします。とくに日本の場合、丁寧にやることが正義だと教えられてきたのかもしれません。調べてみると面白そうですね!時間を見つけて調査してみます。

 

情報収集は仕事のコンパス

仕事のスピードアップには、情報収集力の抜本的強化が欠かせない。優れた情報収集力を持っていれば、常に的確な状況判断をして、一番いい手を打ち続けることができる。情報収集を軽視すれば、間違った方向の努力を続けたり、気がついたときには顧客ニーズや業界動向にまったくついていけなくなったりする。
「速さは全てを解決する」赤羽雄二

良いインプットをしなければ良いアウトプットは出来ません。頭に情報が入っていなければ、悩む時間も増えてしまいます。正しい知識を付けることで、的確な道筋が見え、全力で取り組むことが出来ます。

この本の中では、いくつかの情報収集方法が紹介されています。現在自分で行っている情報収集に満足できていないようなら、是非、読んでみてください。

 

よくタスクに追われる人(僕)にオススメです

上記の他にも目から鱗な内容が多く、具体的な方法なども載っています。今後、僕も速く仕事ができるように意識して取り組もうと思います。とりあえず、まずはブログ更新を早めに始めます…