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今日もキツネの嫁入りなり

コンコンコンと響いてく

教育で大切な「継続的な成長」と「環境づくり」

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同級生や後輩、家族や友人などに、人は誰しも何かについて教えたことがあると思います。 僕たちの生活は教え合うことで成り立っているとも言えます。 しかし、人にものを教えるというのは非常に難しく大変なことです。

僕は3年間だけ、大学1年生と後輩に対して人材育成を行った経験があります。 最初は右も左も分かりませんでしたが、やっていくうちに教育法やコツなど、様々なもの得ることができました。 これらの技術や知識は多くの人にとって、必要になるものだと思っています。

 

継続的に問題を解決する力を伸ばす

学校や塾、その他もろもろには先生と呼ばれる人たちがいます。僕たちの知らない知識をたくさんもっていて、経験もあります。分からないところは教えてくれます。しかし、それは自分がまだ未熟な段階の話で、いつかは先生がいなくなってしまいます。その時に必要な力は何でしょうか?僕は、その内の一つに問題解決能力があると思っています。自分で問題を設定し、解決方法を模索することです。この能力は、物事を教えてもらうだけでは本質的には理解することができません。習得するには自分で考え、行動し、経験を積まなければいけません。教えられたことだけを必死に勉強しても、いつかは教科書には載っていない壁にぶつかってしまうのです。社会に出ると、この解決方法の分からない壁がたびたび出現します。しかし、多くの人はそれまでに経験を積めていません。社会人になってから初対面します。そこで早く壁を突破できるのは、実は学生時代に経験を積んでいた人たちです。

知識は教えても、その場かぎりとなります。残念ながら、ずっと教え子に付き添っているわけにはいきませんので、次は自分で何とかしなければいけません。 その場で役立つものよりも、今後ずっと継続的に役立つものを与える必要があります。

 

ガンジーはこんな言葉を残しています。

お米を与えてくれれば、今日、食べることが出来る。 育て方を教えてくれれば、毎日、食べることができる。
マハトマ・ガンジー

インターネットが普及して、高校生や中学生でも多くの情報を得ることができる時代となりました。 もしかしたら、先生よりもネットの世界の方が詳しく教えてくれるかもしれません。 その場限りの知識は、ネットに任せても良いかもしれませんね。

 

「動機付け」と「次がある」環境をつくる

「学習させる」では相手は受動的となってしまい、あまり身につきません。 何事においても能動的に学習することが重要となります。 では、一体どのように能動的な学習を施すのか? それは、環境を作ることです。

環境には「動機付けの環境」と「次がある環境」の2種類があると思っています。

動機付けの環境

能動的にするために必要な環境です。作り方はターゲットによって大きく異なります。一般的な方法としては、グループ活動などが挙げられると思います。また、教える側自体の身なりや振る舞いも動機付けの要因となります。また、知識だけを与えるのではなく、何故今これを行っているのかという理由も伝えます。それにより、必要性を感じ、能動的に学習することができます。

 

次がある環境

動機付けの環境で上手く能動的になり、しっかりと動機付けができれば「今回はこうだったけど、この場合はどうなるんだろう?」という疑問が生まれます。また、「もっとこの分野を学びたい」という気持ちも出てきます。そのときに、次のステップを示すことで、相手は継続的に成長することができます。次を示すことは、指導者にとって非常に重要なことです。

 

これら二つの環境を組み合わせ、能動的な学習を施すことができれば、継続的に成長することができます。

教育は環境づくりが主な仕事だと思います。相手の代わりに勉強することはできません。学習を施すことしかできないのです。