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本を使って活きた人生を創る方法「ACTION READING」読書レビュー

本棚

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世の中にはとても多くの本があり、幼い頃から本を用いて勉強してきました。 親や先生からも「本を読みなさい」とたくさん言われてきました。 人々は本と共に暮らしてきたといっても過言ではないでしょう。

そんな教育を受けてきた僕達は、一つ勘違いをしていることがあります。それは「本を読むこと」を「絶対的に良い行い」だと思っている事です。

僕は、赤羽雄二さんの「ACTION READING」を読んで、それに気付かされました。本はどのように読めば良いのか?僕が「なるほど!」と思った所を、少し紹介しますね。

本を読むのは良いこと?

 いつの間にか「本を読むのはいいことだ」という既成観念にとらわれていないでしょうか?「ゲーム」や「マンガ」は怒られるけれど、「本」を読んでいると怒られない。そうした子ども時代を過ごした人もいるはずです。 でも、その概念のおかげで、「本を読んでいれば、よいことをしている」という気持ちになりやすいということも言えます。 私が知るマッキンゼーのコンサルタントも本は読みます。でも、必要なだけ読んで、後は「現場」で、実際の自分の行動や判断力を磨いています。本を読んだ知識をもとに、人に会い、より深い知見を得ようとしています。 本を読むこと自体を目的とせず、成長のきっかけにしたほうが、より自分を磨くことができるのです。今度は、いかに本から自分の行動を変えるか、が大事です。
「ACTION READING」赤羽雄二

本を読んでいれば、よいことをしている。確かに、そう思っていたと思います。結局、本を読んだ後、自分はどうするか、が大切なんですね。本によって少しだけ変わった自分でどう行動するか?学んだことをいかに自分の生活に組み込むか。それが出来なければ、頭で満足するだけで終わってしまいます。僕は「ACTION READING」を読んでから、読書後に行動することをメモすることにしました。(これは赤羽さんがオススメしている方法で、書籍を買うとメモのテンプレートがダウンロード出来ます。)

行動するための読書、とても大切な事だと思います。

 

思考には知識が不可欠

そもそも「意見」や「考え」というものは、ゼロから組み立てていくことはできません。本は、自分が「考える力」を持つきっかけとなってくれるものです。
「ACTION READING」赤羽雄二

僕は現在、主に情報工学を学んでいます。そこで、先輩達と議論をするには、考えの元となる知識が必要不可欠です。「自分はこう思う」という意見は従来手法と比較して生まれてきます。また、先輩の話していることが理解できなければ良い思考が出来ません。

僕達は知識をインプットし、自分なりに解釈し、アウトプットをしています。知識をインプットしていると「なるほど」と思う事が多くありますが、「いや、これはこういう考えも出来るのでは?」と思う事も出てきます。それは、一人一人の価値観、考え方が異なるからです。その違いにこそ、大切なものがあるのだと思います。

自分なりの考えをもつ第一歩は、様々な知識を得て、問題意識(自分なりの考え)を芽生えさせる事です。

 

本を買った理由を明確にする

どうすれば、いつも素早く頭に入れることができるのでしょうか。 やはりこれは、好奇心と問題意識に基づいて本を読んでいるかどうかにかかっています。自分がすごく好きな映画や、強い関心を持っている分野のテレビ番組を見ながら寝てしまう人はあまりいないでしょう。早く終わらないでほしいと思いながら、ワクワクドキドキしなから、1分1秒を楽しみますよね。 本も同じで、ワクワクしながら読めるかどうかが非常に大切で、そのためには好奇心や問題意識を刺激されるような本を読むことが不可欠です。決して苦行であってはいけない。我慢して読むものであってはいけない、と思います。 問題意識を維持させるには、読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を自分は手にとったのか」を明確にしておく必要があります。それだけで集中力や吸収力が上がり、目に飛び込んでくる文字が変わってきます。
「ACTION READING」赤羽雄二

本を買う理由をしっかりと覚えておきましょう。その際、「この本を読んで自分はこうなりたい」という理想をもてれば良いと思います。例えば、僕がACTION READINGを買った時は「本を一週間に一冊は読めるようになりたい」という理由でした。これはモチベーションにもなります。

本を買う理由を明確にもつには、自分が求めているものが何かを知らなければいけません。 自分が求めているものを知るには、日頃から問題意識をもつことで達成できます。

思い返してみると、必要だと思ってインターネットで買った本は、すぐに読み終わることが多かったと思います。それに対して、何となく本屋に行って買った本は、読み終わるまでに時間がかかります。(再び手に取ることはないであろう魔の積読スペースの肥やしになることもあります…)

赤羽さんは「問題意識を持てない本は買っても意味がない」と述べています。読む理由を明確に、そして、読後の行動を起こしましょう。

 

将来の目標を決めて本を読む

 私は、日本人が英語で自由にコミュニケーションできるようになることに強い関心を持っています。したがって5年後にどうなっていたいかの目標としては「日本人の英語力を抜本的に上げるための仕組み、しかけを作る」というものを持っています。 その場合に読むべき本の分野・内容は、
  • 日本人の英語力の国際比較
  • 日本の英語教育の現状と課題
  • 日本の英語教師のタイプ、質、アプローチとその変遷
  • 日本の主要英語学校の種類と実態、業界再編
  • スカイプ英会話の種類と実態
  • 日本人の国際センス、外国人に対する姿勢
  • 留学の効果と位置づけ
  • 日本企業のグローバリゼーション上の課題整理
  • 各国の英語教育と問題意識
  • 各国、特にアジアで英語がどのように使われているかの実態
などになります。 要は、英語教育の実態を内外で比較し、日本企業のグローバリゼーション上の課題と合わせて、どうすれば日本人のメンタルブロックを取り除き、平気で英語を使うようになるのかを考えていくことになります。 このように、5年後にどうなっていたいかの目標を立てることで、どういう本を読むべきかはかなりはっきり見えてきます。
「ACTION READING」赤羽雄二

5年後にどうなっていたいか、理想像を決めるのは、難しい事だと思います。しかし、その理想像のために本を読むわけであって、それが不明瞭ならば本末転倒です。 目的を決めたら、「何を知れば良いのか」を考えます。わからなければ、本屋に行ってその分野の棚を眺め、何がわからないのかを調べます。インターネットを使うのもありだと思います。そして、問題意識をもったものから読み進めていきます。一冊読み終わるころには、新たな問題意識が生まれているでしょう。

 

攻めの読書を目指して

結局、本というのはツールでしかありません。使い方しだいで良くも悪くもなります。 僕はACTION READINGを通して、大切な事に気付けた気がします。この本は、今まで本を読んでいた人にもそうでない人にも、とてもオススメ出来るものです。

僕はまだまだ読書が上手に出来ていないと思います。これからは「本を読む理由」をしっかりと意識して買っていきます。